RSI について解説!
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仮想通貨 FX はボラティリティが高く、値動きが激しいのが特徴です。その分、チャンスも多いですが、リスク管理が欠かせません。そこで頼りになるのが、RSI(Relative Strength Index)。相場の過熱感や反転の可能性を把握できる便利なテクニカル指標です。ここでは、RSI の基本から具体的な使い方、注意すべき点まで分かりやすく解説していきます。
RSI とは?
RSI は、一定期間の価格変動をもとに市場の「買われすぎ」「 売られすぎ」を数値で示す指標です。一般的には 0 から 100 までの範囲で表示され、14 期間を基準に設定されることが多いです。
計算方法は、指定した期間内で価格が上昇した日の平均値幅と、下落した日の平均値幅を比較するイメージ。上昇分が大きければ RSI が高くなり、逆に下落分が大きければ RSI が低くなる、という仕組みです。
RSI の主要な活用方法
1. 買われすぎ・売られすぎの判断
- 買われすぎ(Overbought): RSI が 70 を超えてくると、価格が行き過ぎている可能性があり、反転や調整に注意が必要です。
- 売られすぎ(Oversold): RSI が 30 を下回ると、売られ過ぎのサインとなり、反発や上昇のきっかけとなる場合があります。
2. ダイバージェンスの確認
- 強気のダイバージェンス: 価格は下落しているのに RSI は上昇している場合、そろそろトレンドが反転する かもしれません。
- 弱気のダイバージェンス: 価格は上昇しているのに RSI は下がっている場合、上昇トレンドが終わりに近づいている可能性があります。
3. 中心線のクロス
- RSI が 50 を上回る: 市場が上昇方向に強いと考えられるサインです。
- RSI が 50 を下回る: 市場が下降方向に強いと考えられるサインです。
仮想通貨 FX における RSI の特性と注意点
ボラティリティの高さへの対応
仮想通貨は値動きが激しいので、RSI のシグナルも頻繁に出やすい傾向があります。RSI だけに頼るとダマシをつかまされることも多いので、移動平均線や MACD など、他の指標とあわせて総合的に判断するのがおすすめです。